★☆★☆★ ザ・インタープリター  ★☆★☆★

悲しみはこれで終わりにしたかった

 その事件は、アフリカのマトボ共和国で生まれた国連通訳シルヴィアが、同国の大統領ズワーニの暗殺計画を聞いたと通報したことから始まった。それ以来、彼女の生活は一変した。殺し屋たちのターゲットになり、同時にシークレット・サービスの疑惑の対象になった。シルヴィアを“保護”する捜査官ケラーは、彼女の過去を探るうちに彼女自身が陰謀に関わっているのではないかとの疑いを深めていく。シルヴィアの抱える“秘密”は、ケラーにとっては“嘘”でしかない。彼女は犠牲者か? 容疑者か? それとも…?数週間前に妻を亡くしたばかりのケラーは、かつてマトボでシルヴィアが体験した悲痛なできごとを知るにつれ、彼女を守り通すことで自分のアイデンティティと愛を取り戻そうとするが…。