☆★☆★☆ 白い犬とワルツを ★☆★☆★

あなたにはあなたの「白い犬」が見えますか。

 ある日突然、最愛の妻を亡くした老人。悲しみにくれる彼の前に、どこからともなく白い犬が現れる。白い犬は、自分一人でいる時にしか現れない。次第に老人は白い犬と過ごすのが心安らかで楽しい時間になっていく。一緒に妻の墓参りに行ったり、後ろ足で立ち上がって甘える犬の手をとって、ワルツを踊ったり・・・・。白い犬は、まるで老人を心配して見守っているかのようだった。白い犬の姿を借りて妻が帰ってきたのかもしれない。そう思った彼は誰にも内緒で白い犬と妻との約束を果たすための旅行に出る・・・。